建物・宅地を買うとき

　自宅を購入しようとするときは不動産屋さんに行くと思います。また資金が足りなければ、銀行に行かれるでしょう。その時に、登記をするために知り合いの司法書士はいませんかと聞かれるでしょう。建物、宅地、あるいはマンションを買うときは登記が必要となります。自分がこの不動産の所有者であることを第三者に主張するためには登記が必要です。

　マンションを銀行でお金を借りて買うとしましょう。マンションはあなたの所有となったので、マンションにはあなた名義の所有権の登記をしなければなりません。また銀行でお金を借りたので、銀行はあなたが買ったマンションに抵当権をつけると言って来ます。ですからあなたのマンションには銀行の抵当権の登記をすることになります。これらの登記が司法書士の仕事です。銀行からお金を借りることと、マンションのもともとの所有者にお金を払うこと、あなた自身がマンションの所有者であることを第三者にも示す所有権の登記、銀行があなたのマンションに抵当権をつけていることを第三者にも示す抵当権の登記は同時に行わなくてはなりません。お金を払った以上、登記を同時にしてくれと請求するのは当然です。銀行もお金を貸した以上、登記を同時にしてくれと請求するのは当然です。しかし登記は登記所の審査を経なければできません。したがって、司法書士がすべての書類が整っていて、これで登記ができますということで、実際の登記の完了に代えているわけです。司法書士の責任は重大です。登記の専門家である司法書士の一番の活躍の場面です。あなたが不動産を買うときはぜひ私をご指名ください。